ロックミシン(アルチザン)の買い替えを検討
約10年前に購入した初めてのロックミシン。当時はミシン超初心者で何となく選んだ一台ではありましたが、「なんて簡単に綺麗に仕上がるんだろう」と感動したのを覚えています。
ずっと活躍してくれていたのですが、糸の交換が本当に苦痛で。
自分用の服なんて、赤い布なのに糸替えが面倒で白のままロックかけたりとか良くあります。ほら、表からは見えないし。
巻きロックなどの仕上がりも、欲が出て「もっときれいにならないものか」と。そこで思い切って買い替える事に。
絶対に譲れない条件である「楽な糸通し」を軸に検討スタート。今は「自動糸通し」なる夢の機能があるみたいですね。
そこで「ベビーロック」と「JUKIシュルル」で比較することにしました。
※個人的に調べて比較しまとめたので、間違いなどあった場合にはご容赦下さい※
自動糸通し機能
JUKIでは「シュルル」にイージースレッダー、ベビーロックでは「糸取物語」と「衣縫人」にジェットエアスルーシステムと呼ばれる自動糸通し機能があるようです。
糸を通すのがどれほど楽になるのか?ずっと手動の糸通しで苦労してきた私からすると、動画を見比べても、ベビーロック/JUKIともにさほど差はないように感じました。
あっという間に複雑な糸通しが出来てしまうなんて、どちらも素敵!
何本も作業が必要なことを思えば、これは絶対に外せない機能だなと改めて実感。
ベビーロック(衣縫人・糸取物語)
ベビーロックのエアスルーシステムは、糸をセットして、エアレバーを下げると空気の力で一気にルーパー糸を通せます。 エアスルーシステムは糸を掛ける順番に関係なくでき、ロックミシンの知識に関係なく誰でもすぐに掛けられます。
JUKI
新機能のイージースレッダーを採用。電動モーターから送られる力強い風の力で、糸通し穴からルーパー穴までカンタンにシュッと糸が通ります。
上下ルーパーの糸通しを劇的に変える、驚きの新機能です。
↑JUKIシュルルのエアー自動糸通し
糸調子の合わせ方
「糸調子の調節は難しいから自動の方が良い」という方もいれば「縫い目にはこだわりたいから、布によって手動で調節を行いたい」という方もいるでしょう。
この部分は個人的な好みが大きいと思うのでどちらが良い悪いではないのでしょうけれど。。。
私はこの様な操作は苦手なので、お任せ出来るものなら機械に全てお願いしたいなぁと思ってしまいます。
全自動のベビーロック(糸取物語)
4本の糸のちょうどいい張り具合を、ミシンが自動で合わせてくれる!これが世界初のジャストフィットシステムです。もちろん生地の種類や厚さが途中で変わっても、ノータッチでOK。
生地の種類が変わっても自動で調整とはとってもありがたい!
また糸取物語のBL69WJという機種には「糸調子の微調整つまみ」があり、基本自動だけど手動でも調節可能。良いとこ取りなのかなぁと思います。
手動のベビーロック(衣縫人)・JUKI(シュルル)
糸調子の調整は手動となっているようです。
ソーイングの経験豊富で布に対する糸調子の感覚をばっちり掴んでいるような上級者の方などは、自動ではない方が仕上がりの満足度が高くなるのかもしれません。
最上級モデルの価格と主な機能
ベビーロック(衣縫人)
BL57EXSが現在の最上級モデルのようです。
- 定価165000円
- エアスルーシステム(自動エア糸通し)
- ラクスルー(自動針糸通し)
- 差動送り(伸ばし・縮み縫いがレバーで簡単操作)
- セーフティストップ(正しく使えていない場合自動ストップ)
ベビーロック(糸取物語)
BL69WJが現在の最上級モデルのようです。
- 定価176000円
- ジェットエアスルーシステム(ジェットエア糸通し)
- ニューラクスルー(更に便利になった自動針糸通し)
- 差動送り(伸ばし・縮み縫いがレバーで簡単操作)
- セーフティストップ(正しく使えていない場合自動ストップ)
- ジャストフィットシステム(自動糸調子
- ウェーブロック(波上の縫い目によるウェーブ縁かがり)
JUKI(シュルル)
MO-1000MLが現在の最上級モデルのようです。
- 定価175000
- イージースレッダー(自動糸通し)
- 自動糸通し
- 画面で15種類の縫い目の糸調子や送り調節などの設定を確認可能
- 差動送り(伸ばし・縮み縫いがレバーで簡単操作)
ショップへの「価格相談」の大切さ
今回購入にあたっては、よく利用している楽天の中で「ミシンのオズ」さん、「ミシンジャパン」さん、「ミシン専門店創作工房」さんに価格の問い合わせをしました。
理由は共通して表記のあった「大幅値下げ可能ですのでお問い合わせを」の一文。高額な買い物ですし、少しでもお安くなったらありがたいなと思って。
結果、大満足の価格で納得できる買い物が出来ました!
詳細な値引きの数字を出すのはNGだと思うので控えますが、これからロックミシンを購入される全ての方に「事前のお値引きの問い合わせ」を強く強くお勧め致します。正直びっくりするくらいのプライスダウンが叶いました。
ざっくり言うと、当初の予算は変わらぬまま、高価であきらめていた最上位モデルが買えてしまったくらい。
私が購入した新しいロックミシン
さんざん悩んで「糸取物語Wave Jet BL69W」をぽちり。
機能の種類とお値段とを見た時に一番お得感があったこと、また「糸調子の手動調整に全くこだわりがなかったこと」が理由となります。
そして先に書いた「ショップへの価格問い合わせ」で提示された衝撃プライスが最大の理由。
定価しか知らなかったので、もちろん手が届くはずがないと最初は候補にも挙がっていませんでしたから。
お品が届くのが本当に楽しみです!