ファスナーって、長さのバリエーションがあまりないですよね。
余ったはぎれで思い付きで小物を作ろうと思った時に「ちょうど良い長さのファスナーがなーい!」と思ったことはありませんか?
私はいつもそんな感じです。
でも一度覚えてしまえば、ファスナーの長さ調節は案外簡単。
必要な道具を揃えると、1本5分もかからず、好きな長さに変更できるんです。
今回は、ファスナーの長さ調整のやり方をまとめます!
準備するもの
①・・・食い切り(ムシをカットする)
②・・・ペンチ(ファスナー止めを取り付ける)
③・・・ファスナー上止め
以上の道具が必要となります。③のファスナー上止めは、100組で数百円ほどのパーツなので、一度購入してしまえばかなりもちます。Az-net手芸さんで購入できますよ。
ファスナー調節の手順
長さを決める
希望する長さで目印を付けます。
今回は濃い色のファスナーだったのでマチ針を使っていますが、ペンなどで印をつけてもOK。
ペンで目印を付ける場合には、縫った時に見えないよう、ムシ(ファスナーの合わせ部分の金具)から離れた外側に付けましょう。
ムシをカットする
喰いきりを使って、ファスナーのムシをカットしていきます。
この時に、ファスナーの生地部分を切ってしまわないように気を付けましょう。
切った瞬間に、パチン!とカットした金具の破片が飛びますので、注意が必要。
油断していると、顔に飛んできたりします。
ファスナー上止め金具で仕上げる
ペンチで上止め金具をつまんだら、仕上げたい長さの場所へ取り付け、ぎゅっと力を入れてつぶし止めます。
左が上止め金具を2つとも取り付けた所。
元々あった上止め金具は、喰いきりで挟みながら取り外しても良いですし、その手前ではさみでカットしてしまっても簡単です。
まとめ
「え?これだけ?」と言われそうな、とても簡単なファスナーの長さ調節方法でした!
使いたい時に、あっという間にちょうど良い長さのファスナーが出来ると便利です。
ぜひ試してみて下さいね!