針供養とは?
針供養とは、折れたり曲がったりした針を供養して、裁縫の上達を願う日のこと。
ハンドメイドされる方なら、ご存じの方も多いのでは。
かくいう私も、ミシンを使う事がほとんどなので手縫いをする機会は少ないです。しつけをしたりボタンを付ける時くらいかな?
ただバッグやポーチを作る際にPUレザーを縫うことが多く、待ち針の消耗が激しいです。
レザーが2枚重なったりすると、厚地用の待ち針もすぐに曲がってしまうんですよね。
厚地用なので針は太くて丈夫なのに曲がりまくってます。
本当お疲れ様と声をかけたいくらいボロボロ・・・。
針供養はいつ行うのか
かつて日本では、2月8日と12月8日は「事八日(ことようか)」とされ、それぞれ2月8日は「事始め」、12月8日は「事納め」と呼ばれる。この両日は”つつしみをもって過ごす日”とされており「針仕事を休むべき」とされていたことから、針供養の日となった。 Wikipediaより
一般的に大安や仏滅などは関係なく、
・12月8日
・ 2月8日 が針供養の日とされています。
また地域によって差があり、関東では2月、関西では12月に行われることが多いようです。
針供養のやり方
・豆腐またはこんにゃくに針を刺す。
・仏壇や神棚があれば、しばらく置いて感謝の気持ちを捧げる
・供養が終わったら針を刺した豆腐またはこんにゃくを土に埋める
・埋める場所がない場合は白い紙に包んで処分する
これまで硬い生地を何度も刺してきた針をねぎらうため、供養の時には柔らかな豆腐やこんにゃくを使います。
実際に寺社で供養するときにも、このやり方を取り入れている所が多いそう。
【供養した針の処分について】
各自治体によって豆腐やこんにゃくと針とでは分別が違う場合がありますので、それぞれの地域のルールに沿って処分します。
私は供養した後はこんにゃくと針を別々に処分しました。
針供養を郵送でお願いする
私は自宅近くに針供養を行っている寺社がないため個人で供養していますが、中には郵送で針供養を受け付けている寺社もあるようです。
徳島の淡路島神社・・・事前の問い合わせが必要
東京の森巖寺・・・・HPの専用フォームから申し込み