様々なショップで取り扱われているハリスツイードのアイテム。
個人的にも大好きで、秋冬にはバッグや小物など制作しています。
ハリスツイードとはどのような生地なのか?よく目にするオリジナルタグの種類や入手方法は?ハンドメイドでハリスツイードのタグを使う時の決まりなど、ハリスツイードの色々をまとめます!
ハリスツイードとは?
「ハリスツイード(Harris Tweed)」とは、ブランドやメーカーの名前ではなく生地の名称なんです。
スコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島(スコットランド西岸に連なる島々)で1846年に発祥した、ツイード生地を指します。
混じりけのない、ピュアヴァージンウールが使われており、島内の職人の自宅にて手織りされています。
1993年にはイギリスで「ハリスツイード条例」が制定され、その技術は国際的な保護下に置かれているんですよ。
お馴染みのハリスツイードのタグ。
デザインは「ハリスツイード協会」を創設した方の家紋をアレンジしたものだと言われています。
ハリスツイードの生地の特徴
私が今年購入したハリスツイードはこちらの3柄。
ネイビー系を選びました。早速バッグに仕立てようと思っています。
とてもハリがある生地なので、仕上がりの形がとても綺麗なんです。素朴で温かみのある生地は秋冬のシーンにぴったり!
しっかりとした厚めの生地ですが、布端がほつれやすいので処理を丁寧にする必要があります。
私はこまめにロックミシンをかけるようにしていますよ。
ハリスツイードのオリジナルタグ
タグの種類
ハリスツイードのオリジナルタグにはいろいろなタイプがあります。
①は下札(表と裏を並べて撮っています)
②は一般用ラベルA(60×35mm)
③はシームラベル(2つ折りで挟んで縫い付ける)
④は一般用ラベルB(50×25mm)
⑤はアクセサリーラベル(28×25mm)
タグ(ラベル)を使う際のルール
ハリスツイードのタグは、ハリスツイード協会のブランド使用規則によって、使用の際のルールが決められています。
このルールの周知が行き届いておらず、市販されているハリスツイード商品の中にはほんの一部分のみ(アクセント程度に)生地を使いタグを付けた物も。
本来のルールとは外れた形でタグを使ってしまう事のないように、しっかりと確認をしたいものですね。
一般用ラベルA/B
製品のうち最低 600cm2 (例:20cm x 30cmなど。参考として A4 サイズ用紙の大きさ) に HARRIS TWEED が使用されているものに限り使用できます。
アクセサリーラベル・シームラベル
600cm2 未満の、HARRIS TWEED 生地が使用されているもの出来ている小さな商品に使用できます。
下札
HARRIS TWEED 生地の使用割合が製品表面の 50% に満たないものには使用できません。
ラベルの取り付け方のきまり
HARRIS TWEED 生地に縫い付けなければなりません( 糊付けは不可)
※革などの台紙にラベルを貼り付け、その台紙を生地に取り付ける方法もOK。
ハリスツイードの生地とタグ購入のおススメは?
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BELLE ETOFFE ベル・エトフならば、「通常の生地購入」と「ラベル増量タイプの生地購入」が選択出来るので、ハンドメイドをされる方にはおススメ!
ハリスツイードを50センチ購入の場合
●通常購入⇒ラベル1枚+下札1枚付き¥4320
●ラベル増量タイプ⇒通常分+ラベル5枚¥4590
※増量分のラベル5枚は、好きなサイズのタグに変更可能※
私は小さめのバッグやポーチなどを良く作るので、生地幅150センチ×50センチだと(作るアイテム全てにラベルを付けたい場合)1枚では足りません。
ですので、いつも「ラベル増量タイプ」で購入しています!
ハリスツイードのラベルは大変人気のようで、オークションなどでも(高い時には)一枚¥500~1000ほどの値段で落札されています。
通常購入とラベル増量との差額を考えると、本当にお得だと感じます。
生地購入のいちばん少ない量でのラベル数を記載していますが、たくさん生地を購入すればするほど、更に付属するラベルの量がお得になりますよ。
ハリスツイード生地の購入をされる場合には一度BELLE ETOFFE ベル・エトフをチェックされると良いと思います!